2022年9月19日月曜日

AWS に転職します

去る9月16日をもって FlightAware を退職しました。10月より AWS SDK for Rust を開発するチームにソフトウェアエンジニアとしてジョインします。前職に引き続き、仕事はリモートで行います。本投稿では、転職することになった経緯の話をします。AWS のインタビューの準備およびインタビューの体験談は後の投稿でお話しようと思います。

FlightAware には4年在籍しました。フライトトラッキングのバックエンドシステムを開発するチームに所属し、社内で使われるシステム、社外で使われるシステム、両方を手掛けました。もともとチーム内では Python が使われていたのですが、ハイパフォーマンスを可能にするプログラミング言語を模索する中、Rust に出会いました。コンパイラのエラーメッセージがわかりやすい、ツールが充実している、C++ で見られるようなメモリ関連のバグをコンパイル時にはじいてくれる、それゆえ Rust で書かれたコードのレビュー時にはそれらを気にせず変更されたコードの本筋に集中できる、生成されたプログラムの実行速度が C や C++ に引けを取らない、リファクタリングを非常に効率的に行える、等々の理由から迷わず会社での導入を願い出ました。なにより、デベロッパーひいてはチームの生産性を長期にわたって大きく向上させる画期的な言語だとそう直感しました。そして幸い希望が通り、自分が社内に Rust を広めることとなりました。

当時仕事で AWS を使っており(詳細はこちら)、AWS が Rust を積極的に使用していくという趣旨の記事を目にしました。AWS のような大規模なソフトウェア会社でどのように Rust を使っているのかその動向は大変気になりましたし、自分が Rust を習得していく上でお世話になったエキスパートの何人かも AWS で働いていることを知りました。Rust を仕事で使えるポジションは比較的少なく、その中でも求人の多くは crypto 絡みです。F(M)AANG を見ても、Rust に絞った求人(多言語との列挙でなく、単独で言及されているもの)がそれなりの数で出てくるのは自分の知る限り Amazon です(Apple がそれに次いで、Meta でも Rust の使用が告知されましたし、Fusha やトークを見る限り Google でも確実に使用されているので求人が増えるのは時間の問題だと思いますが)。今後重要性が増していくだろう Rust が大企業でどう使われていくのか、それをこの目で見てみたいと思い、AWS で Rust を使った開発がしたいと思うようになっていきました。

そして今年、MathWorks 時代の同僚で現在 AWS に勤める友人と話をする機会があり、ちょうど AWS SDK のチームが Rust のポジションを出していたので、興味がある旨を伝えたところ、彼の口利きでリクルーターに繋いでくれました。そして、そのリクルーターと話しをしていくうちに「じゃあ、インタビューをしましょう」という運びになりました。

というところまでが転職を決意するに至った経緯です。インタビュー関連の話は次回以降にまとめたいと思います。

2021年12月30日木曜日

故・作曲家を偲ぶ (2) - 君は小宇宙を感じたことがあるか

前回の投稿と同様の流れですが、ここ数年で敬愛する作曲家の方々が亡くなっていきました。 ゲームの世界ではすぎやま先生がクラシック調の音楽で独特の世界へ誘ってくれましたが、アニメーション作品の BGM で同じ印象を抱かせてくれた特に思い入れの強かった作曲家が横山菁児さんでした。

横山さんが音楽を手がけた聖闘士星矢は星座やギリシャ神話をモチーフとした作品で、当時は絶大な人気を誇り現在でも世界中に多くのファンがいます。聖闘士星矢という作品は様々な切り口があり、神々との戦い、友情、不屈の闘志といった、描写が複雑な抽象的な概念も、横山さんは独自の技法を用いてそれらを見事に音で表現しています。象徴的だったのが川島和子さんのスキャットでした。聖闘士星矢の音楽を聞く度にどこか懐かしい気持ちにさせてくれるのは、このスキャットが幼少時に聞いたかもしれない子守唄のように聞こえるからかもしれません。

以下は個人選曲で、まだ聞いたことがなければ是非とも試聴していただきたいと思います。

仲間の声を頼りに窮地から再び立ち上がる場面で流れる曲


北欧で出会う兄妹の曲


北欧の地の危機を救い宇宙樹を背にして去る場面で流れる曲


太陽神に屈するも薄れる意識の中で再び命を燃やす場面で流れる曲


太陽神に勝利し地上の平和を取り戻す場面で流れる曲


ポセイドン編の舞台となる海底を象徴する曲

横山さん、数々の名曲をありがとうございました。

2021年10月8日金曜日

故・作曲家を偲ぶ (1) - 音楽は心の貯金です

すぎやま先生の訃報が飛び込んできました。二年ほど前から最新コンサート情報で指揮とお話のどちらにも先生の名前が上がってこなくなり、この日が来るまでそう遠くないのではと、うすうす感じていましたが、実際に知らせが来ると本当に悲しいです。涙がとめどなくあふれ出てくる悲しさというより、先生の生の声や新曲など、もし生きていたら存在していたかもしれない未来を断ち切られたことから来るやるせない悲しさです。思わず空を仰いでしまうというか。

ドラゴンクエストの音楽はいつもそこにありました。音楽を娯楽として十分に堪能できなかった年齢から。おぼろげながら幼いときの思い出も。

  • 何歳か覚えていないくらい小さい頃、4の交響組曲カセットテープを聴きながら寝ていたこと
  • 地元の教育科学館で夏休み?の親子での映像作成教室で、SDガンダムのプラモ戦闘映像の BGM に4の戦闘曲を採用したこと
  • 習いたてのピアノで1のフィナーレが弾きたかったが、難度が高くて挫折したこと(このときに弾けるようになった1の街の曲は大人になってからもそらで弾ける数少ない曲の一つ)
  • 小学校のリコーダーで序曲を吹きたくて、手描きで楽譜を書いて先生に持ち寄ってクラスのみんなで吹いたこと
  • 給食時間の放送で「そして伝説へ」が高頻度でかかっていたが、3をクリアしていなかった当時、何の曲か分からなかったこと
  • アニメ「ダイの大冒険」のエンディング曲が2のエンディングだと知らず、スーパーファミコンのリメイクで2をクリアして初めて知っていたく感動したこと
  • 応募すると全員貰えたVジャンプのドラクエ6発売前特集ビデオですぎやま先生の部分ばかり繰り返し見ていたこと(コレです)

なによりすぎやま先生指揮のファミリークラシックコンサートに行くのがとても好きでした。ここにリストアップされている33回中、12回行きました。東京芸術劇場になってからはそこに定着した印象ですが、当時は渋谷公会館やオーチャードホール、サントリーホールなどもありました。さらには「すぎやまこういちを囲む会」にも参加しました。2002年と2003年と開催され、先着順の小規模な会でしたがその分先生をより身近に感じられる会だったのを覚えています(リンク先に写真がありますが、二回とも自分が映っています)。

アメリカに来てからは細々とですがドラクエでピアノを再開したり、歳を重ねても先生の曲は身近なところにありました。ファンの誰もが思っていることと思いますが、数々の名曲、本当に感謝しかありません。どうか安らかにおやすみください。

2021年8月10日火曜日

仕事で Engineering Blog を書きました

前回の記事で触れた、クラウド上で稼動するテストフレームワークの運用が開始され、それについて会社の Engineering Blog で記事を書く機会がありました。

よければご覧ください(記事

2020年12月9日水曜日

2020年のお仕事

 2020年も残すところわずかになりました。今年はブログを投稿していませんでしたが、一番おおきな出来事はやはりコロナウィルスですね。現在の職場では今年の3月からリモートワークになりました。これはヒューストンでコロナが本格的に猛威を振るい始める前の頃であり、リモート導入は他者より先駆けて、オフィスに戻るのは他者より遅れて、という CEO の意向によるものでした。幸い仕事の生産性に影響はなく、この一年で大きなプロジェクトもひとつ仕上げることができました。

この一年はクラウド関連の技術に触れそれらを活用した年で、大変刺激的でありました。Terraform で AWS にリソースをプロビジョンし、Kubernetes クラスタ上に並列実行可能なテストフレームワークを構築しました。これまで on-prem で40分強かかっていた350以上のテストが、クラウド上の並列実行で15分弱ほどで完了するようになりました。将来的にテストの数は増え続けるのですが、クラウド上のテストフレームワークではテストの数に合わせて自動的にマシンを増やしてくれるので、実行時間は15分のままだろうと期待しています。

プログラミング言語は可能な限り Rust を使い、ちょっとした部分で Haskell、Go、Python を使い、複数の言語に触れられるのは楽しかったです。しかし Rust は本当に素晴らしい言語だと思いました。safe なコードであるかぎり、C++ のようなメモリバグはないですし、使い誤ると足枷になる例外投げ/継承は存在しませんし、Cargo ひとつでビルドツールはほぼ事足りてしまいますし、コンパイラのエラーメッセージが理解できるということが C++ から来ると感動ものです。なのでチームメンバーには C++ ではなく Rust を勧めました。どこかで読みましたが、両言語とも難しいのですが Rust は正当な理由で難しく、C++ は不当な理由で難しい、とあり個人的に納得しています。C++ はとにかく落とし穴がありすぎて、それらの避け方を知っているイコール言語に習熟しているという図式が好きではありませんでした。落とし穴があるならコンパイラが分かりやすいメッセージを吐くか、コンパイルを拒否するかどちらかをすべきだと考えており、それらをどちらも実現してくれているのが Rust という印象です。ただ Rust においても、unsafe でポインタをいじくり始めると限定的に C++ と同じ土俵になるため、C++ に習熟しておく重要性はこれからも変わらないと思います。定期的にキャッチアップするリソースのひとつとして Cᐩᐩ Weekly With Jason Turner にお世話になっています。CPPCon で登壇常連者でワンポイントアドバイスが分かりやすいのでよく見ています。かたや Rust で一番のオススメのチャンネルは Jon Gjengset さんだと思います。実世界の Rust プログラムをこれでもかという長い動画で解説してくれるのですが、中級者になる上でつまづくポイントの説明がとても丁寧で分かりやすい。彼の Crust of Rust シリーズから入るのが適していると思います。僕も彼の evmap を最初のコミットからさかのぼって、lock-free なデータ構造を Rust で書くとこうなるというのを勉強しています。

来年の4月まではリモートワークが確定しており、パンデミックは自分のコントロール外なので、自分のコントロールできる部分で日々頑張っていくしかないかな、という毎日です。

それにしてもアメリカの一日の感染者数の多さは、外にあまり出ずにひっそりと暮らしている自分からしてみるとただ驚くばかりです。。。

コロナ禍でしたが、人混みをさけてニューオーリンズに行くことができました

2019年8月6日火曜日

転職してもうすぐ一年が経ちます

ヒューストンに引っ越してきてもうすぐ一年が経とうとしています。FlightAware での仕事も慣れてきた部分が増え、徐々に大きなタスクをこなすようになってきました。前職 MathWorks に比べて一番何が大きく変わったかといえば、C++ オブジェクト指向によるスタンドアローンソフトウェア開発から Haskell, Scala の関数型による分散システム開発が主になった事です。Haskell は学習カーブが険しく色々な書籍やオンラインのリソースを使って上達を目指しています。すごいH本Haskell Programming From First PrinciplesFP Complete  を参考にしています(すごいH本はモナド変換子の記述が無い?ので別の書籍やオンラインの解説などで補う必要がありました)。Scala に関しては、ざっくりですが much nicer Java という感じがします。Haskell と連動して学習していけるのでかなり魅力的です。

前職を離れる前に関わった C++ プロジェクトで、MATLAB の indexing (ex. a(4) = 3など) の実装や検索パスの書き直しがありましたが、思えばどちらも最終的に選ばれた設計の根幹は関数型の考え方から来るものでした。オブジェクト指向開発のときはデザインパターン、SOLID 原則を毎日意識しながら開発をしていたので当時は気がつきませんでしたが、関数型で開発している現在から振り返ると、点と点が線で繋がったと強く感じました。

仕事の外ではいま Rust を勉強しています。C++ ではスマートポインタがあるとはいえメモリ関連のバグにイヤというほど対応を追われたので、コンパイル時に lifetime のエラーではじいてくれる Rust はもはや神様と呼ぶほかありません。C++ もまだまだ知らないことだらけなのですが、これからはもっと Rust に時間を割いていこうと思います。コンパイルに通りさえすれば、という安心感は Haskell に近しいものを感じます。

2018年12月14日金曜日

師走

気がつけば師走になってしまいました。はやいものでヒューストンに引越してきてから4ヶ月が経とうとしています。引越してきて間もないころは、新しい家具を買い入れたり、車の登録をマサチューセッツ州からテキサス州に変更したりと生活のベースをととのえる用事に追われていましたが、それ以降は休みの時間を有意義に使う余裕も少しずつでてきました。

ヒューストンから車で南に小一時間のところあるガルベストンビーチに行ったり、
大西洋と違ってメキシコ湾の水は温かいので泳げます
100年前のテキサス州の暮らしを再現したヒューストン郊外にある公園に出かけたり、
牛追いのデモンストレーション
ヒューストンから車で約二時間半・州都オースティンを訪れたり、
IT企業が立ち並ぶダウンタウン
 CMU の Fence にも似た Hope Outdoor Gallery
ヒューストン日本人会主催の秋祭りに参加したりしました。
聞けばヒューストン在住の日本人の数はボストンのそれより少ないかもしれないとのこと
また色々なレストランに行ったりしました。ヒューストンには多国籍のレストランが数多く存在します。ひとつの店をリピートすることなく10年以上違うレストランをトライし続けられるという現地の人の言葉が印象的でした。

FlightAware ではフライトトラッキングのコア部分を担当しています。分散システムのノウハウや前職では使わなかった技術を身につけるべく日々勉強をしています。
前職で上司からもらった $100 のギフトカードを使ってこれらの名著を購入しました
年末年始は二週間ほど日本に帰ります。毎年の楽しみです!

2018年11月17日土曜日

Just Dance

稀な更新にもかかわらず当ブログへ足を運んでくださる読者の方々ありがとうございます。お元気でしたか。ヒューストンは猛暑は過ぎ去りだいぶ気温が下がってきました。摂氏にして昼は20度、夜は12度というだいぶ涼しい気候になりました。しかし数日前はボストンとほぼ同じ気温まで下がり、ボストンやニューヨークより先にヒューストンで雪がちらついた、なんていうこともありました。それでもまわりの木々は緑一色。この時期はマサチューセッツ州の色鮮やかな紅葉が恋しくなります。

さて突拍子もない話題ですが、上手くできたらいいなと思いつつ全く上達しないものがあります。それはダンス。これまで行ったことがあった結婚式やパーティーなどでは、フロアにミュージックがかかり、人々はリズムに合わせて自然に体を動かすのです。小さな頃からダンスに親しんできた人と異なり、僕はダンスをする習慣がありませんでした。体を弾ませながら周りの人達と踊りたいという理想とは反対に、実際に見よう見まねで踊る僕のダンスはまさにロボットのそれ。どうにかうまくなりたいなーと思いつつ、最近手元に来たのが Nintendo Switch のソフトの Just Dance 2019。ジョイコンを持ってダンサーに合わせて踊るのですが、なかなかこれが楽しい。ダンサーが上手すぎてほとんどついていけないのですが、下手でも気楽にマイペースでやっていけるのが本ソフトの魅力だと思います。継続して少しでも体にリズム感をつけたい!

 

2018年8月31日金曜日

Hello, Houson!

転職しました。8年半お世話になった MathWorks を退職し、テキサス州のヒューストンに引っ越してきました。現在は FlightAware という世界中のフライトをリアルタイムでトラックするサービスを提供している会社でエンジニアをしています。

オフィスは高層ビルのワンフロアにあります

今回転職するにあたって、9年ぶりに就職活動をすることになりました(9年前の就職活動の様子はこちら)。ヒューストンで今回インタビューをした会社は三社。最初に受けたのが Two Sigma。そのあとに同時に受けた二社が FlightAware と Quantlab でした。

オンサイトでもらった company swag
Two Sigma は AI や Machine Learning を駆使してトレーディング戦略を導き出す会社で、中身は tech 企業といって差し支えないかもしれません。本社はニューヨークなのですが、ヒューストンにもオフィスがあり 100人ちょいくらいの従業員がヒューストンオフィスにいます。結果から言うと最終面接までやり通したのですが、自分のスキルにマッチするポジションがエンジリアリングチームになかったため、オファーは残念ながら出ませんでした。問題の難易度は、8年前の就活も含め、自分がインタビューした会社の中で一番高かったように思います。オンサイト前に Hacker Rank の問題を2題、3時間以内で解き、その後の電話インタビューは Hacker Rank の CodePair というオンラインでペアプロをするサービスを使って行われました。オンサイトはヒューストンオフィスで一日かけてでした。Two Sigma のオンサイトは少々冷たいというか現実的で、午前中にインタビューワーとペアプロで問題を解くセッションが2, 3 あるのですが、そこでコケると午前中が終わった時点でインタビューが打ち切られてしまうのです。午前をクリアすると午後はマネージャーとのインタビューになるのですが、そこで話をしていると MathWorks で培ったスキルと Two Sigma で必要とされているスキルにギャップがあるのを感じました。おおまかに言ってしまうと Two Sigma で運用されているシステムは金融商品のデータが時々刻々と入ってくるストリーム処理型のシステム、かたや自分が開発してきた MATLAB はインストールされた後に一定量の入力をさばくバッチ処理型のシステム。前者の開発に使われる技術を自分は持ち合わせていなかったのです。

しかしながら Two Sigma のリクルータがオンサイト後に助け舟を出してくれました。曰く「オファーは出せなかったけれども、他の opportunity に興味はありますか?ヒューストンの tech 企業のリクルータネットワークは密なので、他の会社を紹介してあげられますよ」ということでした。Two Sigma のリクルータに FlightAware と Quantlab を同時に紹介してもらい、その二社を同時並行で進めていった結果、先にオファーが来た FlightAware に決めたという具合でした。

久々に就活して感じたのは、エンジニア経験年数に関わらずコーディングインタビューは8年前と変わらずガッツリ行われるということ。仕事のオフタイムにも企業のエンジニアリングブログ、論文などを読んで動向を追いかけないと置いていかれるということ。

ヒューストンは亜熱帯の気候で、夏は暑いですが冬は比較的温暖だそうな。ボストンから来た身としては、吹雪がない冬というのは少し違和感があります。まだ引っ越してきて間も無いので、NASA の宇宙センターに行ったりヒューストンをはじめとしてテキサス州の観光もしたいと思います!

2018年4月13日金曜日

米国永住権を取得しました

久々の更新になりました。ブログに文章を書くことの優先度が低くなっているため、更新頻度がまばらになっています。

先日グリーンカードが送られてきました。紆余曲折ありましたが無事に取得することができました。グリーンカードを持つことにはメリット・デメリットの両方がありますが、大きなメリットのひとつとして米国ビザの心配がなくなるのはありがたいと思っています。


現在4月ですがボストンはまだ冬の寒さが残っています。早く桜の花が咲き始めるくらい暖かくなりますように。

2018年1月17日水曜日

2018年もよろしくお願いします

久々の更新になりました。遅ればせながら今年もよろしくお願いいたします。

楽しいこと、辛いこと、色々あると思いますが、振り返ったときにいい一年だったと思える年になりますように。

2017年8月21日月曜日

10年越しの悲願

様々なことが度重なり、8月頭に東京にいました。そんな最中、渡米してから一度も行くことができていなかったドラクエコンサートに行くことができました。今回演奏されたのはなんと奇跡的に本邦初演となる交響組曲「ドラゴンクエストXI」過ぎ去りし時を求めて、でした!

10年ぶりに参加!偶然にも同じ開催日

渡米前にはほぼ毎年聞きに言っていたすぎやま先生のコンサート。恒例の会場となる東京芸術劇場のエスカレーターに久しぶりに乗ったときは、思わず感慨にふけってしまいました。

懐かしすぎる!

コンサートフロア入り口には、今回のコンサート開催を祝って各界からすぎやま先生へ花束が贈られていました。







コンサートに向けて「ゾーン」に入るために赤ワインを一杯飲み、18:00を少し過ぎたところでプログラムが開始され、コンマスの矢部さんのチューニングの後、すぎやま先生がステージに姿を現しました。会場から大きな拍手、そして先生が指揮棒をサッと振りかざし、そこからつむがれる曲は序曲XI!I ~ XI の序曲のイントロで個人的には一番好きかも(特にハープ!)。

序曲XI のあとは MC が入り、そこからはこちらにある曲が次々と演奏されていきました。85歳で XI の全ての楽曲を完成させたらしいのですが、年齢など全く感じさせないほど、どの曲も表情がはっきりしていて本当に素晴らしかった(アンコール終了後にはすでに気分は天にも昇る気持ち)。

このコンサートを聞きに行ったとき、XI のゲーム進行状況はまだ全員仲間にしたところまでしか進んでいなかったので曲の面から多少のネタバレもありましたが、ゲームより先にオケを聞いたのは本当に久しぶりで、曲が先にありきで場面を連想するという不思議な感覚に浸ることができました。久しぶりと書いたのは、2000年にサントリーホールで聞いたドラクエ VII のコンサートがゲームソフト発売前に行われた初のコンサートだったからです。曲名にラスボスの名前が載るというとんでもないネタバレを喰らったのを覚えています(ラスボスの名前が曲名になっているのは I を除けば VII のみ)。

次にすぎやま先生のコンサートに行けるのはいつになるのか・・・しかし、今回が最後の参加になったとしてももはや何の悔いもありません。集大成と呼ぶにふさわしい、大変満足度の高いコンサートでした。すぎやま先生、どうか長生きしてください。

2017年4月12日水曜日

ドラゴンクエスト最新作

XI の発売日が発表されました。意外に早い!いくつになってもドラクエのナンバリングタイトルの新作は楽しみだなあ。


アメリカには 3DS しか持ってきてないので先に 3DS 版をプレイします。PS4 版は帰国したときに!

私的な一番の楽しみはやっぱりすぎやま先生のサントラ、交響組曲「ドラゴンクエストXI」です。

2017年4月4日火曜日

AI Nanodegree Term1 進行中

二月半ばから開始して二ヶ月ほど経ちました。学習ペースは推奨ペースよりも速めにこなしています。前半三ヶ月では四つの課題があり、本日三つ目の課題を提出しました(締め切り二週間前)。現在は Bayes Network の Lesson を受けています。CMU 時代の Machine Learning の講義で受けた内容でしたが、すっかり忘れています。課題やコースの内容は一段落したらまとめて記事にしたいと思います。

毎日、費やした時間をトラックしているのでグラフにしてみました。以下は三月のものです。


平日、週末あわせて、平均二時間費やしています。一番谷底になっている部分はたしか、酔ってすぐ寝てしまった日だった。。。

追記
先日提出した三つ目の課題をパスしてこれをもらいました。


追記2
Term2 の詳細も発表されました!

2017年2月1日水曜日

Udacity AI Nanodegree 受講します

今月半ばから開始します。シラバスも発表されました。Term 1 はカーネギーメロンの大学院時代に受講した Machine Learning みたいな感じがします。Term 2 は3つ集中プロジェクトからひとつを選ぶのですが、やはり去年購入したこともあって Amazon Alexa の音声認識のプロジェクトを選ぶことにしました。

これから半年間は仕事の後に数時間、このオンラインコースに時間を割くことになります。余談ですが、SpaceX のエンジニアも受講生にいました。色々なバックグラウンドの人が受講するみたいで非常に楽しみ。

2017年1月13日金曜日

新年おめでとうございます

休暇で一か月ほど日本に戻っています。毎年恒例になっているこの帰省ですが、全休暇を日本への帰省に投入しているのには理由があります。

ともすれば漂流してしまう人生で、僕をつなぎとめている人生の錨を確認したい

からです。家族、親族、友人、先生などこれまで己の人生や人格を形成するにあたって手助けをしてくれた人たち、その人たちに会い、その人たちが元気であることを確認し、会話をすることで、毎年こう思うのです。この人たちに囲まれて日本で育ってよかった、と。特に家族や親族は失ってからその大切さに気づく人もいるでしょう。僕はそうはなりたくない、今生きているそこに喜びや感謝を見出したい。だからこその帰省です。すでに自分の家族や子供がいる人たちは旧世代と次世代の両方に自分の愛情を分散させていると思いますが、いま現在僕は旧世代に注力しています。

長くなりましたが要約すれば、人生ありがとう、日本最高。今年もよろしくお願いします。

2016年11月30日水曜日

Amazon Alexa が家にやって来ました

去る Cyber Monday、かねてからずっと欲しいと思っていた Amazon の音声アシスタント Alexa をゲットしました。Echo ではなく小型の Echo Dot です。

インディゴ色のファブリックケース

大きな違いは、Echo Dot の出力スピーカーが Echo のほどハイスペックでなく、その質に不満な場合は AUX ケーブルかBluetooth で別のスピーカーにつないで使う必要があるという点。ただ、別個のスピーカー無しでも十分な音声出力が得られるというのが個人的な感想です。Alexa との実際のやりとりは、こちらの過去の問いに言及して文脈を把握する機能がないため、会話というより一問一答形式になる模様。Google の同種製品、Google Home はそれができるらしい?いまのところは、ニュース、通勤時の交通状況、音楽鑑賞、Wiki 代わりといった用途に収まっています。Alexa のできることを増やすスキルという概念があるので、新たなスキルをダウンロードすれば用途をさらに広げることができます。例えば、体が急に動かなくなった高齢者が声だけで 911 を呼ぶスキルもあるらしいです。

Wake word は「Alexa」、反応すると発光します

Amazon Alexa つながりですが、Amazon Alexa、IBM Watson らと Udacity が共同して立ち上げたカリキュラム AI Nanodegree の選考に通りました!半年で約16万と決して低くないコストなのですが、特化したドメインをひとつ増やしたい、スキルのベースを体系的に学びたいと思っていた僕には最適のコースだと考えています。一週間で10-15時間割く必要があるため、仕事とのバランスなど最後までやり通せるかよく考えたうえで受講するかどうかの最終的な決定を下します。

2016年7月31日日曜日

水をたたえる東海岸の街

前回の投稿のタイトルで触れた内容を写真を交えて雰囲気だけでもお伝えしようと思います。4月から6月までの3ヶ月、以下の場所を訪れました。
  • プリマス (マサチューセッツ州)
  • ポートランド (メイン州)
  • ポーツマス (ニューハンプシャー州)
  • ミスティック (コネチカット州)
  • ニューベッドフォード (マサチューセッツ州)
  • ヨーク (メイン州)
プリマス (マサチューセッツ州)

アメリカ発祥の地とされるプリマス

入植当時の生活を再現したプランテーション

ポートランド (メイン州)

エリザベス岬に建つ灯台、たたずんでいると時間を忘れる

その晩に訪れた日本食の店 Yosaku、他に Miyake という人気店も

ポーツマス (ニューハンプシャー州)

日露戦争の講和条約が結ばれた街

小さいながらも雰囲気のあるダウンタウン

ミスティック  (コネチカット州)

船の博物館であるミスティックシーポートが有名

19世紀から20世紀にかけて漁業、戦争で使われた船が停泊

ニューベッドフォード (マサチューセッツ州)

かつて捕鯨産業がさかんだった街、鯨の博物館が有名

映画「In the Heart of the Sea 」や小説「白鯨」の舞台にもなっている

ヨーク (メイン州)

ソフィアパークから見ることができるノーブル灯台

同パークの前にあるロブスターロールが美味い!

どの街も自宅から車で1-2時間で行ける圏内にあります。冬は比較的気候が厳しいマサチューセッツですが、その厳しい気候を補って余りあるほど素晴らしい夏の気候。突き抜けるような青空と眼前に広がる紺碧の海。それらに包まれていると小さな悩みなんかどうでもよくなってしまいます。

2016年4月14日木曜日

同い年の偉大なる作曲家陣

最近84、85歳という年齢を目にすることが続く、ということに気づいた。その出所はなんぞやと思えば、僕が敬愛する作曲家に関する記事やインタビュー映像を見ているときだった。3/28 づけの日経新聞の夕刊に載っていたすぎやまこういち先生、Star Wars: The Force Awakens のインタビュー映像に登場した John Williams 氏。小さな頃から聞き続け、自分の感動の記憶とはもはや切っても切れない関係にある偉大な作曲家たちの作品。

すぎやま先生のドラゴンクエストシリーズは言わずもがな。


僕が思い出す John Williams 氏といえばジョーズ、スター・ウォーズ、スーパーマン、インディー・ジョーンズ、E.T.、 ホーム・アローン、ジュラシック・パーク、ハリー・ポッターなどその他多数。耳馴染みの良い素晴らしい主旋律を生み出す作曲家として、誰しもどこかで一度はその曲を聞いたことがあると思う。


そして興味本位から、僕の敬愛するもう一人の作曲家の年齢を調べてみた。菊池俊輔先生、84歳。暴れん坊将軍のメインテーマ、旧ドラえもんの歌からBGM、 アラレちゃんやドラゴンボールシリーズのBGM、 その他大多数。この方がいなければ、今の僕の豊かな音楽の思い出はどうなっていただろう。


彼らは偶然にも同い年であり、そしておそらく必然なのか三人とも現役で作曲を続けている。国民的と言われる曲を生み出してきたこの偉大な作曲家陣には、活動を休止してもいいから一日でも多く長生きをしてほしいと切に願うばかりである。