2015年5月17日日曜日

つぎはコミュニケーション能力の向上

毎年恒例のレビューの2014年分をいただきました。昇進しました!エンジニアレベルが上がり現在はチームのソフトウェアプロセスの改善に貢献したり、自分よりシニアのエンジニアと製品の機能のハイレベルデザインを担当したりといった仕事内容が加わりました。ただ、昇進と同時に課せられた課題はコミュニケーション能力の向上。ここでいうコミュニケーション能力の向上の必要性というのは、君はコミュニケーション障害だから困る!といったようなことではなく(たぶん)、次のレベルのエンジニアになるためには避けて通れない課題だということ。不確定な情報が増した状況下で分かる・分からないの線引きを正確かつ早く行えるか。また、他人に新しい情報をもたらすときに、その人がその情報を使って業務を遂行するうえで十分な量と粒度のバランスを考えてあげられるかなどなど。

特に後者で優れたコミュニケーション能力がどういうものかの具体例として、シェアできるようになりたいで言及したシェアできるエンジニアを挙げます(Aさんとします)。僕を含め多くの中位のエンジニアはよくAさんに質問をしに行きます。彼の回答はその質問内容がどういう文脈から発生しているかの大枠から始まり、その大枠の話から質問者に馴染みのある詳細の部分の話へと移行していきます。移行していく各段階において、情報の粒度が適切で説明が大変わかりやすく、話が詳細の部分へと移ってきたときに質問者はAさんが次に言おうとすることを先読みできてしまうんです。分からなくて悩んで質問しに行った側がいつの間にか回答を先読みできるようになっているって、簡単そうに聞こえますが複雑なロジックが絡み合った大規模ソフトウェアの世界の中でのやりとりでこれができるというのは、並大抵のことじゃないです。しかもAさんは事前に答えが分かっているわけではなく、相手に説明しながらもその場その場で自分の理解しているピースを頭の中でつなぎ合わせて回答を作っているようなのです。

自分もすぐにでもそうなりたいと思っていますが、なんだかいつまで経ってもうえにはうえがーという感じです・・・

2015年4月30日木曜日

人生初スマホ & 初タブレット

を買いました。購入したのは、SIMロックフリーの Amazon Fire Phone, 32GB (Unlocked GSM)(1年間の Amazon プライム会員つき)です。自分が買ったときはセールス時で $189 でなおかつ過去に会社からご褒美でもらった AMEX のギフトカードが $150 分あったので実質自分で支払ったのは $39 というお買い得品。

注文から一週間で届きました

箱開封!

T-Mobileの一ヶ月30$のプリペイドにしてみました

前面にカメラが5つ付いていて、見る角度によって表示される3Dが変化するというギミックが面白い。なにより、これで外にいくときに住所を書きとめたり地図を印刷したりしなくて済むのがいい!というくらいこれまでローテク携帯な生活を送っていました。アプリは Google Play が使えないという難点があるようですが、自分は Amazon が用意してあるアプリストアで十分足りているので問題なし。とても満足してます。

あと勤務歴が 5 年をむかえたので、会社からプレゼントをもらえることになりました。iPad Air 2、Apple Watch Sport‎、Bose のスピーカーのなかから好きなものを選べたので iPad Air 2 にしました。これも何気に人生初タブレット。会社からもらったのは Silver の Wi-Fi 16GB モデルだったので、Natick モールの Apple Store に行って差額を払い Wi-Fi 64GB モデルにアップグレードしてもらいました。

パッケージが製品のサイドビューというところにセンスを感じる

今月は初ガジェットがいろいろ手元にきて嬉しいです。

P.S.
本日 (4/30) 会社の Q1 ミーティングがあり、最近の映画 The Imitation Game を受けて会社の co-founder である数学者の Cleave Moler 氏が Alan Turing と MATLAB の関わりについて話をしました。Natick にある Museum of World War 2 には戦時中に実際に使われたエニグマが保管されており、今日のミーディングで Museum の厚意により社内でそのお披露目となりました。

  友人による撮影

Fire Phone には物体や音楽を認識して Amazon の商品ページへと連れていってくれる Firefly というアプリがあり、書籍や音楽はかなりの精度で正しく認識します。さすがにこのエニグマは認識してくれませんでした。Fire Phone に商品を見せて認識させようとしていると、昔ドラえもんで読んだ「レプリコッコ」を思い出します。物を見せるとそのミニチュアを卵で産んでくれるというひみつ道具なのですが、Fire Phone に認識させた物体とその 3D プリンタ用のデータの紐つけさえできてしまえばレプリコッコみたいなこともできそうです。

2015年3月23日月曜日

シェアできる人になりたい

今年もセルフレビューを提出したのですが、ひとつ挙げ損ねたことがあったので備忘録としてここに書きます。セルフレビューの項目のひとつに「己をより高めるために必要なことは何か」があるのですが、列挙し損ねたもののずっと考えていたことが「シェアできるようになる」ということです。

二人のエンジニアがいるとします。一人はデザイン能力に優れ、コーディングもメンテナンスしやすいよう構造を心がけ、質問すれば解決に必要な分の答えを返してくれる。もう一人は、前者と同等のデザイン、コーディングスキルを持ち、便利なツールがあればそれをチームで使うよう提示し、問題があればチームにいち早く警告を促し、失敗があれば誰かが同じ轍を踏まぬようそれを共有し、さらに他者から頻繁にされる質問への回答を社内の自身のブログに噛み砕いて記載する。

いまの会社では前者は当たり前のようにいます、大勢。後者は知る限り数人で、自分のチームにそのうちの一人がいます。テストを書く際に Google Test を導入したり、チーム内でソースファイルのフォーマット管理を簡単にするために C++ の ClangFormat の導入したりしたのもその人物によるもの。

前者が役不足なのではなく、後者は役という枠を超えて他者の生産性を挙げることも念頭に入れている。力量が並外れているからそういうことにも目がいくのか、あるいは他者への助けを意識するようになってから並外れた力量が身についたのか。Chicken or the egg 問題のようにも見えますが、個人的な見方ではおそらくこれは他者への心がけが先にあったからだと思います。他者への心がけが後づけで来たとしてもそれを長続きさせることは難しいからです。

確立したスキルを持つ集団の中でなにか有益なものをシェアをするという行為は自分にはまだまだ難しい。理想は、自分でここが不便だなと思って直してそれをシェアしたら、実はたくさんの人も同じ問題を抱えていて大規模なレベルで解決するに至ったという状態。つまり、影響力を持つ、ということです。この手の人はどの会社にいても力を発揮できると思います。力の身につけ方も知ってるし、自分で身につけた力をどう他人のために使うかを知っているから。

そんなこんなで仕事してます。今週が終われば現会社に丸5年勤めたことになります。あっという間だった。

2015年2月28日土曜日

記録的大雪

今月のマサチューセッツ州、一ヶ月の積雪量の記録を二週間で塗り替えたらしいです。しかし、その地域に住んでいる僕からしてみると自分の住まい周辺はあまり大したことありませんでした。電気は地下にジェネレーターがあるので停電の心配はなく、仕事も数日だけ雪の影響で自宅勤務になっただけであり、道路の雪かきは街の係りの人が毎回手早く行ってくれます。

気温もこれからは摂氏ゼロ度以上の日がではじめるので、山は去ったという感じでしょうか。ゼロ度を境界線にしているあたり、体感温度は雪国の人のそれになってしまった気がします。春が楽しみです。

日本もそうですが、季節に春夏秋冬があるというのは美しいと思います。同じ季節に戻ってくると、一年という時間の経過を肌で感じることができるからでしょうか。また四季があれば、肌だけでなく耳でそれを感じることもできます。和と春夏秋冬を織り交ぜた BGM が日本のゲームにはあるので、今冬はその季節のものを聞いていました。


2015年1月31日土曜日

2015年よろしくお願いいたします

正月を挟んで、日本で1ヶ月の休暇をとっていました。あと数ヶ月で、ボストンに5年滞在してきたことになるのですが、それだけ長い時間その土地に親しむと日本に帰る際に「帰る」感覚が薄れてきたことに気づきます。いうなれば、ただ二点間を移動するだけの感覚です。日本から帰ってくるときも、日本にいたときの安心感をそのままこちらに持ち込んで帰ってきました。

また、5年同じ会社にいると他社に移る知り合いもよく目にしてきます。同時期に入った同僚、入社時にお世話になった社歴が先輩の人などなど。そういう人たちが移っていく先はだいたい西海岸。Amazon、Google、LinkedIn、Salsesforce、ebay のどれかに移っていくパターンが多いです。西海岸は暖かくて日本に若干近いのでいいなあと思います。僕は雪と寒いのが気にならないのと、今の仕事内容およびチームメイトが己にがっちりかみ合っているため、上に挙げた会社から定期的に来るインタビューメールには応じていません。正直なところ、5年前の学生時代にインタビューした頃と違って、実務を数年経験してプログラミングコンテストを定期的にやっている今なら上記の会社のインタビューにパスするのは以前ほど難しいことではないと感じているので何かあったときに、西海岸に移ろうと思えば移れる準備は出来ています。ただ、現時点でその選択肢はありません。

スキルセットが技術のトレンドと乖離していくのはどうかと思い、仕事から得られるスキルは一握りなのを考えて、今年は edX と coursera のコースを定期的にやっていきます。今月末の Introduction to Big Data with Apache Spark が楽しみです!

日本で小中高大時代の知り合い、現会社の東京オフィスの方々、たくさんの人たちに会っていただきました。限られた時間の中、遊んだり飲んだりしてくれたことに感謝しています。次回会うときを楽しみにまた一年頑張っていきたいと思います。

2014年12月25日木曜日

Do the Right Thing

今の会社の社訓(のようなもの?)のひとつに "Do the Right Thing" というのがあります。これは、長期的な目で見たときに正しいと思われる答えが存在すると信じてアクションを起こすということで、学校の授業で先生がよく生徒に呼びかける "There is no right or wrong answer" とはある意味、相対する考え方です。僕は There is no right or wrong answer よりも Do the Right Thing のほうを信条としています。世の中白黒つかないことで溢れかえっていますが、そんな状況だからこそ自分の直感を信じてより正しいと思う方向に身を投じていきたいのです。そして、そのほうが長期的に見て充実した人生になると信じています。僕は決断の際に迷いこそすれ、下した決断そのものを後悔したことは一度もありません。そういう直感を養ってくれたのは、現在過去を含め僕の周りにいる(いた)人たちのおかげだと思っています。願わくば、来年も今年のような充実した年になりますように。

二日後に休暇のため、日本に帰国します

2014年11月30日日曜日

雑記:とりあえず更新 その3

今月は筆休めの月。ボストンは雪が降る日も出てきましたが、気温が高い日もそれなりにあり、ニューヨークのバッファローに比べると、穏やかな冬の始まりなのではと感じています。

日本に帰ったら、温泉いきたい