2014年1月31日金曜日

会社創立30周年旅行

で、サンディエゴに行ってきました。西海岸は4年前に Salesforce のインタビューで行って以来、2度目。天気の良さだけで転職してしまうという西海岸の素晴らしい気候に直に触れてきました。

ホテル Sheraton Marina Tower に滞在

会社のイベント自体は、毎年この時期にボストンで行われるものと大差ありませんでしたが、特筆すべきは夜のサンディエゴ・シーワールドを貸切にしたり、

会社のロゴ入りのシャチショー

移民はおろか、米国市民でも容易に立ち入ることは許されないであろう、トム・クルーズ主演の映画「トップガン」で舞台となったミラマー海軍航空基地に足を踏み入れる機会があったりしたことです。

現役の戦闘機が横一線!ミリタリーマニア垂涎必至

オスプレイの操縦席にも

生まれて初めてのサンディエゴだったので、見るもの感じるものが新鮮でとても楽しい週末でした。一年を通じて温暖な気候が続くのも捨てがたいですが、四季があるのも想像以上に魅力的なことだと改めて感じました。僕は後者を取る派なので、当分西海岸に行くことはないでしょう。

というわけで今週からまた、氷点下の世界でカリカリコードを書いて頑張ってます。

2013年12月31日火曜日

冬休み 2013

毎年恒例の年末冬休みのため日本に帰っています。いまの会社では、休みを年末まで一度も使わなければ、3-5週間休める仕組みになっています。今年は4月に一度日本に帰ってきていたので、3週間の冬休みとなっています。

僕は今は自由に使える休暇は日本に帰るためだけに使うと決めています。この世には、待ち人がいる国とそうでない国の二種類しかない。しかし、この世は無常であり、前者もいつかは後者に変わっていく。大切な人がこの世から去ったときに

「あぁ、あのときもっとあの人ともっと時間を過ごしておくべきだった」

などと後悔をしたくないのです。待ち人のいる国が存在する時間は限られている。ならば、そこに時間を費やすのは至極当然のこと。

人が感じる一年の体感時間は1/年齢、だから年を重ねれば重ねるほど一年は短く感じる。それだけ、大切な人があなたの目の前から消えるのも実はあっという間ということ。

来年もその待ち人がどうか健康でいつづけられますように。

2013年11月19日火曜日

今月の読み物晒し

先週手元に届きました。

Ruby 関連の洋書って赤い本が多い気がする・・・

仕事で Ruby を使う機会がないんで、両著の Ruby そのものに関する部分は仕事で生かせないけど、書かれている内容を一歩昇華させてメタなスキルとして自分に染み込ませることが狙い、ということで注文しました。まだどちらも半分くらいしか読んでないので雑感しか書けませんが

Ruby Under a Microscope

半年前に呼んだ電子書籍のハードコピー版になります。電子書籍購入者には半額のクーポンがついてたのでそれなら、ということで迷わず買いました。電子書籍で読んだとき内容もよかったですし。ハードコピー版は電子書籍版のチャプター数の2倍になっており、電子書籍にあったチャプターはより細かくチャプター分けしたうえで例と図を増やして分かりやすくしています。ソースコードにもろにダイブはしないものの、Ruby プログラムがいかに内部で処理されているかをスライドショーのように丁寧に追っていくところに非常に好感が持てます。この本から得たいメタスキルは、内部構造を把握していない人達に本質だけをいかにわかりやすく伝えるか。万人に分かり易くとなれば A picture is worth a thousand words というわけで図の出番なのです。コードを見せすぎず、図を中心にして説明していく筆者の腕はぜひとも今の自分の仕事に欲しい。あとはこういう本を書けるとこんないいことがあるってとこでしょうか。


ところでこの著者の Pat さん、同じ州にいる方だったんですね。しかもボストンで定期的に開かれているボストン Ruby グループにも顔を出しているとか。

Practical Object-Oriented Design in Ruby

こちらは Amazon のレビューの良さとサンプルチャプターに目を通したときにピンときた直感を頼りに購入。著者の Sandi さんも Pat さんと同様、テーマに合う例をよく考えて選んでいる。あと Ruby だと他の言語にありがちな煩わしい syntax がなくてオブジェクト指向の部分だけに意識して読める。ふだんオブジェクト指向の決まりごとを頭に入れてるようでも、仕事だと Law of Demeter (遠くのヤツと話すな、直近のヤツとだけ話せ)や Dependency Injection (お前が勝手に取りに行くな、オレがくれてやる)を無視したコードをカタカタと書いていることがあるので、そういう自分のゆるい部分にストップをかける意味でもこういう具体例とともに、ベストプラクティスを無視するとどういう痛い目にあうかを分かりやすく書いてある本があるといい戒めになる。ちなみに良書を書く人同士はやはり巡り会うようです。


両著とも今月には読み終わるかな。最悪、年末に帰国する際の飛行機の中で読む時間たくさんあるし無問題。

2013年10月17日木曜日

Paint Ball 初体験、その後いろいろ感じたこと

平日ではありましたが、チームで半休をとり会社から程遠くない Ashland にある Paint Ball 場でチームアウティングをしてきました。


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日本にいた頃は一度も体験したことのないスポーツでしたが(そうスポーツなんです)今日の Paint Ball 場でプレイした限り、ルールはプレイフィールドに設置された障害物に身を隠しつつ、色の入ったシェルを銃で打ち出しそれを敵チームのプレーヤーにあてていけば勝ち、逆に被弾すれば自分は退場、といったもの。ルールはシンプルながら実際やってみると色々と難しい。何が難しいのかって、1) 狙いが定まらない、2) 空圧で銃から打ち出されるシェルが高速(被弾すると地味に痛い、素手にあたって血が出ました)、3) 戦略が全く思いつかない。
本格的なトーナメントもあるらしいですし、カタカナで「ペイントボール」と検索してみたところ日本でも幅広く行われているスポーツとなってるようです。Paint Ball を一回やってみて、戦場での兵士がいかに想像を絶する状況下で死と隣り合わせになっているかが、ほん~の少しだけ分かる気がしました。あとは、戦略論の大切さとか。

と、そんな感じでチームアウティングを終え、その後はまた会社に戻りコードを書いてたのですが、Paint Ball で同僚と銃撃戦を交えた非日常感からか、ふと人間関係についてオフィスで考えていました。

上司とか先輩とか
今のチームメンバーにはもちろんそれぞれ肩書きがあるのですが、それは各々の仕事の中身を明確にし効率よく処理するだけのただの窓口にすぎない。ディスカッションが始まってしまえば、上司、先輩など関係なく、自分を出していける。相手もそれを全身で受け止めてくれる。精神的に負担になるような階層はどこにも存在していない。今日の Paint Ball だって、自分のボスや社歴 20 年の先輩にたいしてガチで銃口を向けてぶっ放してるんだから、礼儀はどこへ行ったんだって話です。

そして上記を皮切りにアメリカに5年以上滞在してきて、他にも色々な境界線がなくなってきてたことを職場からの帰途でうっすらと感じていました。

なにじんとか
周りにいる人の国籍がバラバラで、自分の接している方がどこの国の人なのか、そういうことを問いかける脳の部分が麻痺してしまっている。のび太のように「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人」であれば、なにじんだっていいじゃない。

言葉とか
そういう多国籍の人とは英語で話すため、最近は自分の中で日本語と英語の区別がもうなくなっている。ふたつひっくるめて「自分の意思を伝える言葉」です。

学術分野とか
最近は世界史の本とかを読んだりするけど、芸術や宗教、政治や経済、戦争論と色々な分野の土台になっていることにいまさらながら痛感する。学生だったころは文系科目だからとかいう理由で避けて通ってきたことにただただ後悔ばかり。学びに境界線なんてないことにこの年になって気づく。

様々な境界線を感じなくなっていく一方で、日本語には人に劣等感や不幸を与える線引きワードが、まだまだ日常で普通に交わされているなぁとも常々思うわけで。

 高学歴・低学歴、現役・浪人、文系・理系、正社員・非正社員、新卒・既卒

高学歴・低学歴
真にクレジットを受けるべきは確固たる教育理念を掲げ機関を設立した創設者であって、その創設者らのビジョンに高いも低いもない。その理想の元、レールの上を通っただけの人間がそれに妙な付加価値をつけて何かを高いとか低いとか言っていることがおかしい。先生や学友らを含めた愛校心から、卒業した学校を載せてるのであればそれは納得がいくが、大の大人が「学歴」とやらのためだけに卒業校を列挙してるとしたら、それは大学生がこの幼稚園卒業しましたって言ってるのと変わらないレベルかと。
カリキュラムだけならもうオンラインで好きに学べる時代だし、わざわざ学校に通うなら、尊敬する先生がいるもしくはクレイジーなやつらがたくさんいるっていう理由で選ぶべきでは。

現役・浪人
長い人生のたかだか一年くらい、気にしなくていいのではないでしょうか。

文系理系
個人的には、自分は文系(理系)のこの科目には興味がないから理系(文系)にいるんだ、っていう否定的な枠組みに聞こえることが多いです。経済学にだって数学は必要だし、工学にだって人類史は必要。

正社員・非正社員
会社に貢献してる人の労働そのものに差があるんだろうか。

新卒・既卒
別にその人をあなた色に染め上げるわけじゃないんだし、卒業から時間が空いてたって何の問題が?ほかの人が持ち合わせていない特殊なスキルが”既卒”の人にあるかもしれない。

自分が生まれた、世界で一番好きな国。だからこそ、本質的には何の違いもない上記のような言葉が飛び交って、誰かの気持ちを暗くさせていると思うと無性に悲しくなるわけです。

2013年9月30日月曜日

C++コード書きの3つのゴール

先月同様の手抜き更新です。チームで C++ Seasoning というタイトルのトークを見たので、他にも興味ある人がいるかなと思いつつトークのビデオをここに貼っておきます。

 
トークの中で Sean 氏は、3つのゴールとは、むき出しのループはやめよう、むき出しの同期プリミティブはやめよう、むき出しのポインタはやめよう、であると説明しています。詳しくはトークを見てもらって、以下は僕がビデオを見た(すっごく適当な)雑感を。

最初のゴールのむき出しのループはやめようの Chrome OS のサンプルコードのループの連続、これ結構ヒドいですね(笑)Google は candidate をスクリーニングしてるはずでは??
でもインタビュー質問を突破したとしても、次から次へと舞い込む日々の作業の量ゆえ、こういうコードを書いてしまう気持ちも分からなくはないです。が、極力避けるべきことだと思います。

最後のゴールのむき出しのポインタで shared_ptr とグローバル変数は同じメモリ領域を複数人で叩いてるんだから、つまるところ一緒じゃん言われてギクっしました。あとポインタ経由の継承を避けてトーク内では type erasure を使ってる?のかな。でも自分は現場ではそれはやってないですね。どうしても安易にポインタ経由の継承に走っているので、このトークの観点からすると自分のあまりほめられたことはやってないんだなと。 

また別のトークを見たらここでまた適当に紹介します。

2013年8月31日土曜日

引越し

と言っても職場のオフィスの、という意味です。今年の上半期にキャンパスに新しいビルディング4ができ、それに伴いオフィスの場所を移すグループがありました。自分もその一派だったのですが、僕の場合は新しいビルに移ることはなく、これまでのフロアでしかも窓なしの部屋に移動になりました。入社して3年、初めての窓なし生活で軽くショックです、太陽が時間の経過を教えてくれません。

個室なので集中はできます

2013年7月15日月曜日

Revo さん節にまたもや魅了され

今年の4月は友人の結婚式で日本に一時帰っていました。帰国時に僕が必ずすることは書店めぐり。大手の書店からデパート内の書店まで色々な本屋を一日かけて満喫します。今回、どの書店の漫画コーナーでも目に付いたのが「進撃の巨人」。理科室に置いてある人体モデルのような巨人が表紙にデカデカと載っていたのはインパクトがあり、数巻ほど読んでみたらたちまちハマってしまった。帯にはテレビアニメも放映中とあり、幸い二週間ほど日本に滞在していたので運よく地上波で見ることができた。放映されたのは原作ですでに読んだ箇所だったのでストーリーを問題なく追うことができ、声、美術、構成とどれをとっても文句なしに素晴らしかった。そして極めつけがOP。放映中にOPの作曲者の名前を見てそれが Revo さんだと分かったときは本当に jaw dropping でした。ブレイブリーデフォルトであれだけ素晴らしい曲が書けて、今度はこんなにも中毒性の高いアニメーションのOPも作曲できてしまうのかと。



そして先日公開された新しいOPも聞けば聞くほど深みにはまっていく Revo さん節満載の珠玉のトラック。その曲に合わせて目で追いきれないほど瞬時に切り替わる映像もまさに一級品。


冒頭のファンファーレはブレイブリーデフォルトでも流れそうな感じです

ブレイブリーデフォルトでもそうでしたが、楽曲対象となる作品に対する Revo さんの理解が非常に深いことと、作られた楽曲は何回聞いても全く飽きが来ることなくむしろ中毒性が増していくこと、この二点は本当に特筆すべきことです。特に後者は驚異的で、4月に帰国したときのNY⇒成田の便ではフライト時間の三分の一はブレイブリーデフォルトのサントラを聞いていたと思います。どの曲も素晴らしいのはもはや given なのですが、そのうえで Revo さんの感性は天才だと感じた一曲はラストダンジョンで流れる「闇のオーロラ」


曲の感情を全体的に抑えているように聞こえるのにこれだけ妖しくも美しい雰囲気と禍々しさを同居させられるのは、まさに並々ならぬ才能と懐の深さがなせる業。感情むき出しの曲ではメロディもすぐ拾えるし、大きな音をジャカジャカ鳴らせばそれなりに壮大に聞こえる。感情を抑えてここまで曲のテーマの深さを表現できるのは並大抵のことではないと僕は考えます。そして雰囲気こそ違えど感情を抑えつつそのテーマを見事に表現した天才的な感性をうかがえるもうひとつの曲として、すぎやま先生の「神秘なる塔」を挙げます。

音楽評論家の故黒田恭一さんもすぎやま先生の引き出しの多さについてよく言及しておられました

話が逸れましたが、Revo さんの素晴らしいOP曲と美麗な背景美術、多くの伏線を含んだ目が離せない今後のストーリー展開と三拍子そろった誘惑に抗えず進撃の巨人の Blu-ray を全巻予約してしまいました。Blu-ray だと日本とアメリカのリージョンコードが同じなので助かります。