2011年12月9日金曜日

日本での休暇から戻りました

11月は休暇でまるまる日本にいました。2年ぶりの帰国に胸を躍らせ実際に帰国してからというもの、コンビニに入ってその充実っぷりにテンションが上がったり、友人に会ったり、会社の東京オフィスに行ったり、温泉に行ったり、ドラクエ25周年の展示会に行ったり、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ったりと、夢のような時間を過ごしました。
こういう素晴らしい国が母国で、家族や友人がそこで自分の帰りを待っているという安心感は、何物にもかえられません。妙に聞こえるかもしれませんが、僕の将来の夢は帰国して日本で暮らすことだと誓い、日本を後にしました。

就労ビザである H1B を正式に取得し、無事に仕事も再開しました。毎日刺激的で、製品を進化させるべく最前線で15年~20年闘ってきた職人たちと一緒に頭をひねるというこの環境は、今まで自分の人生にはなかったものです。年が離れているメンバーもいるため、Mentor/Apprentice のような感もありますが、結局のところは、同じ目標に向かって日々前進するチームメンバーという不思議な関係です。1990年代(当時、僕は中学生です)から製品がどう変化してきたかを目の当たりにし、そのアーキテクチャーの内部を熟知している人たちに追いていくのは一筋縄ではいかない。世の中には自分の周りの人たちのスキルレベルに追いつけばその分野で本物になれる、そういう場所がたくさんあると思っています。そして、自分のいる「環境」もまさしくそういうところです。「環境」とくくったのは、環境が本物なのであって自分自身はそれに程遠い・・・という意味が込められています。本当にずば抜けた人は環境に依存しない、ずば抜けたらもうすでに世界で指折りの人間になっていた、そんな感じなんでしょうね。

なんだか日本には帰国しなかったんじゃないかってくらい元の生活に深く埋まってしまいました。年の瀬、のんびりと時間を過ごすため、今の仕事に合わせて昔なんとなく読んだ本をのんびり読み返してます(↓とか)。