2015年9月30日水曜日

穏やかな気持ちで人と接するために

この年になって思うことは人生幸せな気分で過ごせれば、ということです。僕自身、穏やかな気持ちで人と接して話のやりとりをしているときに幸せを感じているようです。人と接する際、どういうときに穏やかな気持ちになれるかをぼんやりと考えていました。

最近感じたのは、人と面と向かって話しているときに、その人との思い出がその人への優しさへの原動力になるということです。もちろん思い出は過去のものなので、当時の鮮度のまま心の中に再燃させることは難しいと思います。それでも、思い出を冷凍させておいてココというときに自然に解凍させようと努力をしている人を見ると、この人は思いやりがあるなぁと感じます。人に渡したお金は取り戻せますが、渡した時間は手元には戻ってきません。だからこそ、誰かが自分と時間を共有してくれるということはとても貴重なことで、蓄積すればするほどその人に対して優しくなる原動力になると思うようになりました。

コーヴィー博士の7つの習慣にある「刺激と反応の間にはスペースがある」、つまり外界からの刺激に対してどういう受け取り方をするかは自分次第ということですが、上記のような心構えでいると心に少しでも広くスペースを作れるようになれるんじゃないかなと思っています。