休暇で一か月ほど日本に戻っています。毎年恒例になっているこの帰省ですが、全休暇を日本への帰省に投入しているのには理由があります。
ともすれば漂流してしまう人生で、僕をつなぎとめている人生の錨を確認したい
からです。家族、親族、友人、先生などこれまで己の人生や人格を形成するにあたって手助けをしてくれた人たち、その人たちに会い、その人たちが元気であることを確認し、会話をすることで、毎年こう思うのです。この人たちに囲まれて日本で育ってよかった、と。特に家族や親族は失ってからその大切さに気づく人もいるでしょう。僕はそうはなりたくない、今生きているそこに喜びや感謝を見出したい。だからこその帰省です。すでに自分の家族や子供がいる人たちは旧世代と次世代の両方に自分の愛情を分散させていると思いますが、いま現在僕は旧世代に注力しています。
長くなりましたが要約すれば、人生ありがとう、日本最高。今年もよろしくお願いします。