友人の結婚式に出席するため、日本時間の19日に帰国しました。今学期のノルマである、プロジェクトとひとつの選択科目はリモートで作業ができますが、地理的に分散された開発 (geographically distributed software development) では、コミュニケーションを face-to-face ほどスムーズに行えないという問題や時差があるという問題から、どうしても開発効率が落ちます。それでも帰国を許可してくださった先生、チームメンバーのみんなには感謝しています。
結婚式は赤坂の乃木神社で執り行われました。お二人とも和の服がよく似合っていてとても素敵な式でした。
2006年、CMUで私が今後の進路について迷っていたときに、お二人は親身になって相談にのってくださいました。何度もメールで新郎 T さんを呼び出してしまいましたが、いやな顔ひとつならさずにいつも丁寧に対応してくれました。新婦 Y さんもお会いするたびに、いつも我が事のように私の進路を気にかけてくれていました。そして、2006年の最後に私がピッツバーグを去る際、空港まで送っていただいて、そこで別れの握手をして以来お二人と会うことができなかったので、昨日は2年半ぶりにお会いすることができてとても嬉しかったです。
お二人ともご自分たちが苦しい状況にいるときほど、周りのひとに対して優しくできる本当に強い芯をもった方たちで、私が目指したい人間像そのものです。うちに秘めた優しさに加え、表面ににじみ出ている普段の優しさも、とても温かく感じます。
披露宴の後にまたお二人と握手をしましたが、今度の握手には別れのようなものは感じませんでした。アメリカで新しい生活をスタートされるお二人にまたいつか会うための、再会を約束する握手です。
Tさん、Yさん、本当におめでとうございました。
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