8月24日から秋学期が始まりました。卒業に向けての今学期の ToDo は以下のとおりです。
[Software Development Studio IV]
16か月間にわたるStudioプロジェクト最後の締めくくりです。リフレクションペーパー、ポスターセッションと二つの提出物があります。
リフレクションペーパーでは、あるトピックに基づいて自分のこれまでの活動を振り返り、それを分析し、ペーパーにまとめます。ペーパーのトピックは自分で選び、メンターの先生から許可をもらいます。例えば、ソフトウェア工学関係の論文で発表されている内容は自分の今回の経験に当てはまるかどうか(例:要求分析の段階で混入された間違いを正すのは、コーディングの段階で混入された間違いを正すのよりも時間がかかる)、もしも同じプロジェクトをやり直すとしたら次はこの方法論を取り入れる、e.t.c. ペーパーの提出は、10月の終わりころとなっています。
ポスターセッションでは、チームのこれまでの活動を全員で振り、すべてのデータを明らかにします。例えば、ソフトウェアプロセスは各フェーズで何に従ったか、プロジェクトのトータル時間はどれくらいだったか、バグの総数はいくつかだったか。この夏に入ってきた 新しい MSE 生にプロジェクトのゴールを見せて、彼らに指針を示すという意味合いもあります。このセッションは学期の最後に行われる予定です。
[Machine Learning]
春学期の終わりに宣言したとおり、機械学習をとっています。CMU の CS に来たらぜひ履修しておけ、なんて言葉を聞くくらい人気のあるコースです。確率・統計の本は自分で読んでたりしていましたが、機械学習はまだ学んだことがなかったので、この授業はとても楽しみにしていました。ベイズの定理 & MATLAB まみれになりながら、15時間かかっておととい最初の課題を提出しました。コースの最後には、期末試験のかわりにプロジェクトがあり、ポスターセッションもあります。絶対 Tom Mitchell の Machine Learning が教科書に指定されるだろうと思って、夏休みの間ずっとそれを読んでたのに、Bishop の Pattern Recognition and Machine Learning が指定されて涙目。でも、これで違う本も読めるから嬉しいといえば嬉しい。
[Algorithms in the Real World]
CS Department の Ph.D 生のためのアルゴリズムのコースで、タフなコースになっています。春学期にとった Design & Analysis of Algorithms がこのコースを履修するうえで必須になっていたので、ちょうどよかったです。CS Department の Ph.D 生の immigration セッションが終わるまでこの授業は行われず、来週の火曜日に正式にスタートします。この授業でも数式まみれになれるのでいいですね!
[Job Hunting]
死活問題。卒業後に仕事を始めるので、卒業前に employer を見つけてなんとか雇っていただきたいところです。レジメは更新できたのであとは会社情報を集めつつ、今から本格的に始めていきたいと思います。狙うは開発職。今のところ、マネージャーやコンサルティングの仕事は探していません。
ブログを始めてあっという間に一年になりました。
MSE 卒業後はまた違ったトピックでこのブログは続けていきます。
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