「いつまでも同じところに止まっていたらダメなんだ。やなことがあるからって、楽な方にばかり逃げてちゃどんどんダメになる。何かを求めて前に進むんだ。自分の足で歩くしかないのさ。」
「才能なんてものがあるとすれば、それはないヤツよりも少しだけ上達する時間が少なくて済むっていう程度のもんだ。努力の積み重ねをひっくり返してしまうほどの天性なんてありえない。少なくともこの俺は一度もそんなものみたことはない。勝ち負けは経験の差だ。」
「どれほどの技術を習得していても、これでいいと思ってしまえばその状態を維持することも難しい。常に上を向いて努力を続けていなければ、その上のレベルに移行することはできない。道を極めるとはそういうことだと思っている。おれはもう若くない、現状維持が精一杯なんだよ。だが君は若い、さらに上を目指していけるはずだ。」
到達できるレベルの差こそあれ、こういう意識のもとで行動することがたいせつ。